我が家には家具が少ない。
この家に引っ越して4年目。
それなのに、ダイニングチェアはいまだに揃っていない。
「引っ越したばかりだから。」
そんな言い訳も、もう通用しないくらい時間が経ってしまった。
仕事柄、気になってしまうことがある
以前は設計や施工会社とやり取りをする仕事をしていた。
だから、家を見るとつい、
- この壁は塩ビシートだな。
- ここは躯体だからピンは刺せない。
- この床材ならこんな家具が合いそう。
そんなことを考えてしまう。
知らなければ気にならなかったことが、逆に選択肢を狭めている気もする。
中途半端に新しい家だから悩む
新古マンションだったので状態は良かった。
だから、
「全部リノベーションしたい」
という気持ちにはならない。
でも、
「このままで十分」
とも思えない。
床は張り替えるほどではない。
壁に棚を付けるほどでもない。
照明は見た目より使いやすさを優先したい。
床の色には家具を合わせたい。
どれも本音なのに、全部を満たそうとすると動けなくなる。
友人の家へ行くたびに思う
リノベーションした友人の家へ遊びに行くと、
「この壁、素敵だな。」
「ヴィンテージのテーブルが部屋を引き立てているな。」
そんなことを思う。
でも、自宅に帰ると何も決められない。

本当に足りないのは家具じゃなかった
将来売るかもしれない。
そんなことまで考えてしまう。
でも、その「いつか」のために、今の暮らしを後回しにするのも違う気がする。
気づけば4年。
友人には、
「まだ何も揃ってないんだ。」
と笑ってきたけれど、そろそろその言い訳も賞味期限切れだ。
家具を探す前に、
私はどんな暮らしがしたいんだろう。
まずは、その答えを見つけるところから始めようと思う。
