バイヤーが選ぶスウェット|素材で決まる“困った時の必需品”

前にも書いたけれど、私はスウェットが好きだ。
カジュアルが好きという理由もあるけれど、一番の理由は素材かもしれない。

スウェットは見た目より、触った瞬間で決まる服だと思っている。

目次

スウェットを見る基準

服を見る基準は、実は場所によって少し違う。

実店舗なら、まず触る。
だから素材が気になる。

でもインターネットで見るときは、やっぱりシルエットだ。
少したっぷりしているとか、ラインがきれいとか。そういうところは画面越しでもわかる。

スウェットなんて世の中にいくらでもある。
でも、少しバランスがよかったり、形がきれいだったりすると急に気になってくる。

私は身長が高いので、ぴったりよりも少し余裕のあるサイズが好きだ。
だから、そういう目線でもつい見てしまう。

1年半、気になっていたスウェット

そんな私が、1年半くらい前から気になっていたスウェットがある。

最初に出会ったのは、ある展示会だった。
日本製の食品や雑貨、アパレルなどが集まる、とても面白い展示会だ。

そこでたまたま見かけて、触って、少し羽織らせてもらった。
そのとき素材に驚いた。

軽いのに肉厚で、着心地が抜群だった。

サイズもいくつかあって、自分の好みの、少したっぷりしたバランスで着られるのもよかった。

その展示会は半年に一度開かれるのだけれど、その後も行くたびにまた出会う。
そしてそのたびに、やっぱりいいなと思う。

さらに別の日には、インテリアショップでポップアップされているのを見かけた。
また出会ってしまった、という感じだった。

その頃にはもう、いつか買って自分のワードローブに入れたいと思っていた。

ついに買いに行った日

ついに買いに行った。

今日は休日。
昔から通っている好きなパン屋さんがあって、その2階に小さなギャラリーがある。
作家さんの器やバッグ、そしてそのスウェットが並ぶ展示が行われていて、案内状をもらっていた。

今日が最終日だったので、息子を半ば強引に連れ出した。
「見終わったらご褒美あるよ」と言って、行きたがっている楽器屋さんに連れて行く約束をして。

息子は少ししぶしぶだったけれど、一緒に向かってくれた。

ギャラリーに着くと、やっぱりスタッフとたくさん話してしまう。
洗濯したらどうなるのか、縮んだりしないのか。
素材のこと、扱いのこと。

肉厚なのに柔らかくて、扱いも難しくないらしい。

器もとても素敵だったけれど、私はやっぱりそのスウェットに引き寄せられてしまう。

スタッフと話しているあいだ、息子は椅子に座って本を読んでいた。
私がギャラリーをうろうろしたり、店員さんと話しているのを遠くから見ていた。

しばらくして息子がぽつりと言った。

「さっきから店の人と話してばっかりで、全然商品見てないじゃん」

確かにそうかもしれない。

ほどよいところで会話を終えて、試着させてもらった。
そして、そのまま買うことに決めた。

スウェットとしては少し高価な買い物だったけれど、きっと長く着る一着になると思ったからだ。

素材で決まるスウェット

改めて袖を通してみると、やっぱり素材がいい。

触った瞬間に感じる軽さと柔らかさ。
体を包み込むような着心地がある。

さらに想像できたのは、上からベストやコート、ジャケットを重ねたときの相性の良さだった。

フードの形もよかった。
先がとんがる感じではなく、首元に沿うような丸みがある。
ほどよいボリュームで、着るときれいに立ち上がる。

一枚で着てもいいけれど、パーカーを一枚噛ませて、その上にコートやジャケットを重ねる。

そうすることで、シンプルになりすぎない、少しこなれたバランスが作れそうだ。

素材、形、シルエット。
すべてが自分のスタイルにしっくり合う気がした。

困ったときの必需品

困ったときの必需品。

気温の変化にも対応できて、通年着られる。
こういう万能選手は、いつも身近にいてほしい。

安心感と心地よさがある。

私の職場は服装にそこまで縛りがないけれど、カジュアルすぎるかなと感じるときは、きれいめのボトムスやジャケットを合わせればなんとかなる。

そうやって考えると、結局こういうスウェットが一番出番が多いのかもしれない。

※今回のスウェットはこちら
素材がとても気持ちよかったので、参考までにリンクを置いておきます。

kitt
kitt - Textile in Wakayama Japan 「心地よい」を毎日つくる「kitt」は繊細な旧式編み機と職人たちが長年培ってきた知恵と技術から生まれた日々に寄り添う和歌山発のプロダクトブランドです。
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この記事を書いた人

日々の何気ない出来事や、HSPとして感じる繊細な気づきを、肩の力を抜いて綴っていきます。17年のVMD経験をほんのり織り交ぜながら、無理なく気楽に続ける、そんなブログを一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

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