先日、ランチのあと、ぐったりして帰ってきた日があった。
若い後輩と2人で食事をしていたのだけど、
会話のほとんどは、
「私の美容師さんが別の店舗に移動になって〜」とか、
「コンビニで売ってる美容マスクの種類で〜」といった話だった。
私にはあまり興味のない話題だったけれど、
相槌を打ちながら、頷いて、
その場をやり過ごしていた。
楽しく会話をしているはずなのに、
どこかで無理をしている自分がいたのだと思う。
帰り道、
食べたはずのランチの味を思い出せなかった。
自分の人生の時間を、
無意識に“消耗”に使ってしまうのは、
できれば避けたいと思った。
でも、仕事では即アウトプットしていた
一方で、仕事ではどうかというと。
バイヤーの仕事は、
インプットしてすぐ判断することの連続だ。
素材を触って、色を見て、サイズ感を確認して、
その場で「これはいける」「これは難しい」と仮決めしていく。
完璧に理解していなくても、
情報が揃っていなくても、
一度“仮”でアウトプットして、そこから調整していく。
むしろ、そのスピードがないと進まない。

感情も、インプットしたらすぐアウトプットする
最近、とくに意識しているのは、
思った感情をその場で言葉にして伝えること。
例えば、3人くらいでの女子会。
話も弾んで、あっという間に時間が過ぎていく。
そんなときに、
「やっぱり女子会っていいね。楽しい」
と、声に出して言うようにしている。
本当にそう思っているから。
逆に、ネガティブなことも、
少しずつ言葉にするようになった。
「自分のペースで話せる相手としか、ランチは行きたくない」
その裏には、
気疲れしてしまう間柄だったり、
無理に話題を探さなければいけない空気があったりする。
せっかくの1日のリラックスタイムを、
気を使いながら過ごすのはしんどい。
我慢しない、を始めてみた
自分を受け入れることを、少しずつ始めている。
我慢はしない。
そう決めたことも、人に伝えるようになった。
最近は、1日に1回は必ず、
「また自分を蔑ろにしていたな」と気づく瞬間がある。
トイレを我慢していたこと。
本当は地下鉄で帰りたかったのに、
「JRからでも帰れるから」と
何気ない顔で一緒の方面に向かってしまったこと。
あとから方向転換して地下鉄に乗り換えたとき、
そこでもまた、
人に合わせてしまった自分に気づいた。

20代の頃は、気づく余裕すらなかった
20代の頃は、
身の回りのことも疎かに、
終電近くに帰宅する日々を送っていた。
平日は整頓もできず、
暮らしを豊かにするようなアイテムにも興味がなく、
洋服や外見に関わるものにだけお金を注ぎ込んでいた。
今は、
生活スタイル自体を大事にしたいと思うようになり、
身近にあるものから、
自分にとって心地よいものを選びたいと感じている。
周りを見ることと、
同時に自分を俯瞰して見られるようになったのは、
最近になってからだと思う。
即アウトプットに慣れてきて、変わったこと
頭の中だけで完結させずに、
言葉にして外に出すことを意識していると、
・行動のスピードが少し上がった
・自分の本音に気づく頻度が増えた
・モヤモヤしている時間が短くなった
寝る前の「今日なにもしてない感」が、
少しずつ減ってきた気がする。
インプットは安心。
アウトプットは前進。
考えすぎて止まりそうなときほど、
思った感情を、そのまま言葉にしてみようと思う。
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※思考の断片はnoteにも置いています。https://note.com/kinishii_zakkuri
